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中途入社の私が、RKKCSのためにこれからできること。

2020年春、14年勤めた企業からRKKCSへ中途入社した和田さん。
どんなきっかけでRKKCSへの転職を決意したのか、RKKCSに入ってみて感じたギャップや今後に向けた抱負を聞きました。


経営企画部 経理課 和田さん
経理

飲料の製造販売会社で経理を担当した後、2020年4月にRKKCSへ入社。経理・財務業務全般を担当する。主に決算進捗管理や会計基準変更への対応、金融機関との折衝などを担う傍ら、中長期の全社的課題に対応する部門横断プロジェクトの事務局兼ワーキンググループメンバーとしても活躍中。

未経験の領域で自分を伸ばしたかった

━━まずは、転職しようと思ったきっかけから教えてください。

前職は上場企業で経理業務を行なっていました。大学卒業後、地元の企業に就職しましたが、その後会社は経営統合を繰り返し、瞬く間に日本全国を事業エリアとする会社に。会社規模の拡大とともに業務も分業化・固定化され、経理の中でも限られた領域にしか関与できなくなったことが、転職を考えたきっかけです。また経理部門は東京へ集約される流れになっており、このまま経理の仕事を続けるなら、東京へ異動となる可能性も出てきていました。
当時は福岡に住んでいました。私は熊本の出身で、前の会社に入社したのも地元企業だったことが大きな決め手だったんです。これから妻と二人の子どもを連れて東京へ移住するのは、どうしてもイメージができませんでした。程よく都会で程よく田舎の熊本はとても住みやすい街で、友人・知人や親戚も多くいます。また私が自然豊かな場所で生まれ育ったため、同じような環境でのびのび子育てしたいという気持ちもあり、熊本で転職先を探していました。

━━RKKCSとの出会いは。

転職エージェントにいくつか紹介された中の一社でした。
極論すると、どの会社も経理の仕事内容は似たようなものです。では経理の仕事ができるならどんな会社でもいいかと言うと、そうではない。その企業が提供する財・サービスを本心で良いと思えるかを重視しました。その点でRKKCSは全国の自治体様や金融機関様の業務をサポートすることを通じ、そこに暮らす人々の生活を支える、公共性、社会貢献度の高い仕事だと感じました。そして大きすぎず小さすぎず、働き甲斐のある会社規模。日々の経理処理から、決算、施策の立案に至るまで一連の経理業務を経理課が担っており、その中には私がまだ経験したことのない領域もありました。これまでの経験を活かしつつ、経理職としての自分の能力をさらに高められそうだと思ったんです。

面接に行った際も、私個人のことを学生時代にまで遡り聞いてくださったり、こちらが投げかけた質問に対してもその全てに真摯に答えてくださったのが好印象でした。会社が抱える課題や将来的なビジョンを共有していただき、ここだったら私が活躍できる場があるのではないかと思い、気持ちを固めました。

RKKCSにとってのベストを追求する

━━入社後、仕事はどう変わりましたか?

今は一人でいろいろな業務を担当させてもらえているので、広く浅く仕事をするスタイルに変わっています。
基本的な会計処理に関しては前職の知識をそのまま活かせるのですが、全く馴染みのなかったソフトウェア会計の知識も必要になったため、一から勉強しました。また他部署からの問い合わせを受ける中でも知識が足りないと感じる場面が多くあるので、自分で調べたり会計士さんに相談しながら業務を進めています。経理歴約15年とキャリアだけは長いけれど、まだまだ知らないことがたくさんあり、こうして新しい知識や経験が増えることは純粋に楽しいです。

もう一つ入ってみて気づいたのが、前の会社では最善だと思っていた手法でも、それがRKKCSにとっての最善ではないということです。前職で有効だったやり方が、必ずしもここに合う訳ではない。RKKCSにとってベストな事業運営の仕組み、仕事のしかたを考えていく必要があると思っています。

━━RKKCSに入ってみて良いと感じた面は?

社員をすごく大切にする会社だというところですね。何より福利厚生の充実に驚きました。
例えば35歳以上の社員には春の健康診断と秋の人間ドック、35歳未満には春と秋2回の健康診断を実施してくれます。健診が年に2回あるなんて、かなり珍しいのではないでしょうか。30歳からは5年毎に5日間のリフレッシュ休暇が取得できるというのもありがたいですよね。それから私は該当しませんが、県外へ転勤している社員が実家などに帰省する際の交通費を、家族分含め年に4回まで会社が全額負担してくれるというのもすごく優しい。ほかにも結婚記念日のお祝いや年に一度の創業記念イベントなんかもありますし、非常に社員思いの会社だなと感じています。

━━逆に驚いたところは。

システム会社なので仕事のやり方も時代の先端をいっていると思いきや、実はかなりアナログな部分があり、ギャップに驚きました。請求書や稟議書は今も物理的に紙を回覧して決裁しているので…。これは業務のやり方を変えていく必要があると思い、上司に方法を提案し検討していただいているところです。
ただ前職では入社した時から完成された仕組みがあったので、こんな風に自分から働きかけて業務の変革に携わっていけるのはいいですね。

他部門、経営層にとってなくてはならない存在に

━━プライベート面ではどんな変化がありましたか。

以前は忙しい時は終電がなくなるまで仕事していましたが、今は残業時間が明らかに減っています。と言っても収入が下がることもなかったですし、一般的に転職で生じるようなネガティブな面は家族も感じていないんじゃないかと思います。家にいる時間が長くなったので、7歳と5歳の子どもと接する時間も多く持てるように。帰宅後はほぼ毎日、上の子の勉強をみたり、下の子とトランプをしたりして過ごしています。
今までは子どもと平日からコミュニケーションをとる時間がなかなか取れず、一日中顔を見ない日も月に何度かありました。今はそれもなく、帰宅時間もある程度分かってるので、仕事が終わって家に帰ると「おかえり〜!」と出迎えてくれます。

━━転職しての所感、RKKCSでの今後の目標を教えてください。

RKKCSに来て転職の目的がほぼ達成できましたし、職場の人間関係も良好で、私は運が良かったなと思っています。
経理部門が抱える、原価計算の仕組みの再構築や経理業務のデジタル化などの課題解決は、私に期待されている役割の一つだと思っているので、確実に達成していきたいです。とはいえ、やるべきことをやっているだけでは、ちょっとつまらない。
これからは従来型の経理業務にとどまらず、もっと付加価値の高い仕事をしていかなければいけないと思います。目標は「他部門や経営層にとっての良きパートナー」となること。管理会計を充実させて利益目標達成を後押しする、経営判断・戦略立案をサポートするなど、他部門や経営層のお役に立てる経理部門にしていきたい。その取り組みの中でリーダーシップを発揮していけたらと思っています。