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就活時にはすでに子育て中。働く環境を重視して就職先を探し、RKKCSのシステムエンジニア職に就いた賀来さんに、子育てしながら働く今を聞きました。
「仕事と家庭の両立って、本当にできるのかな?」と悩んでいる学生、必見です。


企画開発部 制作課 賀来さん
システムエンジニア

2020年4月入社。1ヶ月の新人研修、その後半年の技術研修、コロナの影響もあり、さらに2か月間システム改修や実装など実践を兼ねた研修がおこなわれ、1月に正式配属。
現在、企画開発部制作課の財務グループで、財務会計システムの改修とテストを行なう。

「子育ても妥協せず仕事ができそう」が決め手

━━就活中、すでにお子さんがいましたね。

当時5歳でした。大学の学部時代に1年休学して出産、復学して大学院に行き、就活していました。
実は仕事に就くかどうか、少し迷っていたんです。子どもと一緒の時間も大切にしたかったし、でもせっかく大学院まで行ったのだから仕事はしたかった。だから、子育てと両立できることを1番に考えて探していました。

━━RKKCSを選んだ理由は?

大学では法律を学んでいてプログラミングとは無縁でした。ただ何かこれまでとは180度違う世界に入ってみたいという気持ちがあったんです。プログラミングは自宅でもできそうな仕事という印象がありました。子どもの面倒を見ながらできるかもしれない、と。
また大学院では子育てに関する政策についても研究していたので、法律と深く関わる自治体様のシステムを制作するRKKCSで、何かしら生かせるかもしれないと思いました。
人事の方との面談で「文系出身のシステムエンジニアもいるし、大丈夫ですよ」と言ってもらえて、挑戦しようと思いました。

━━先輩のママさんSEとも面談されています。

人事の方に「良かったら一度、子育てしながら働かれている方に会ってみますか?」とセッティングしてもらえました。
「何時に家を出て、何時に帰っているんですか」「夕飯を作る時間はありますか」など、かなり細かく聞きましたね(笑)時間のない中どうやってやりくりしているか、気になったんです。その方は2人のお子さんを育てながら仕事されていましたが、とても楽しそうに話してくださって。ここでなら子育ても妥協せず、楽しく仕事ができそうと、働くイメージができ、入社を決めました。

技術研修で1から技術を習得

━━入社後、まずは半年の技術研修を。

新入社員向けの技術研修が充実していたことも、未経験の不安を抱えながらもRKKCSを選んだ、大きな理由の一つでした。
半年という長い期間をかけて、私のような初心者でもわかるように1から教えていただきました。先輩に指導いただきながら、参考書を片手にプログラミングの組み方を一つ一つ習得。いざやってみるとやはり難しくて心が折れそうになりましたが、先輩やプログラミングに慣れた同期も優しく教えてくれたので、その半年で基本的なことはできるようになりました。コロナの影響もあり、さらに2か月間システム改修や実装など実践を兼ねた研修がおこなわれ、1月に正式配属。その間、子どもは幼稚園の預かり保育にお願いしていました。

━━1月に本配属。仕事はどうですか。

楽しいです。最近「ペアプログラミング」という新しい取り組みが始まり、これが個人的にありがたくて。
その名の通り二人でプログラミングを行なっていくもので、新入社員が「ドライバー」としてプログラム入力、その隣で「ナビゲーター」の先輩社員が気付いたことを指摘してくださいます。分からないことをその場で聞くことができるので、別々の仕事をしている時よりも気軽に聞けて、嬉しいですね。

周りの理解があるから、子どもとの時間を大切にできる

━━今は時短勤務ですね。

4月から8時30分〜15時30分、実働6時間の時短勤務で働いています。勤務時間が短い分、仕事の量を調整して割り振ってくださっているので、大変助かります。
子どもが小学校4年生に上がるまで希望すれば時短勤務できるのは、RKKCSで働く最大のメリット。私も子どもの習い事の送り迎えをしたり、宿題を見てあげたり、一緒にいる時間を充実させることができています。以前子どもが通っていた保育園でワーママさんたちを見ていたら、フルタイムで働かれていつも大変そうでした。それと比べると、今すごく恵まれていると思います

━━大変なことは?

時短勤務とはいえ、やはり時間が足りないなと思います。どうしても家事と子どもの世話で追われて、ゆっくり自分の時間が持てないんです。
子どもが熱を出した時などは、急なお休みや在宅勤務を選択する必要もあります。在宅勤務は課内全員に週1日推奨されているので、私も基本的に週1日は在宅で、あと子どもの事情でやむを得ない場合も在宅作業させていただけているので、ありがたいですね。月始めに業務の割り振りが決まるので、スケジュールを工夫すれば家でも不自由なく仕事できています。
周りには子育て中の社員の方も多く、上司や同僚が状況を理解してくれているので、定時を過ぎると「時間大丈夫?」と声をかけてくれて。そんな風に言ってもらえると、気持ちが切り替えられます。

━━仕事をして良かったことは。

子育てだけをしていると、どうしても自分の世界が狭まってしまいます。でもこうして仕事をしていると、職場のいろんな人と関わりが持てて、自分の世界が広がっていく感じがします。仕事の間は母親ではなく、一人の人間として見てもらえる。私にとって大切な時間です。

子育て後のキャリアも見据えて

━━あえて言えば、会社に何を期待しますか?

勤務時間をもっと緩やかにできるといいなとは思います。6時間固定ではなく、例えば今日は5時間、明日は7時間…など自分でバランスを決められれば、もっと臨機応変に対応できるんじゃないかと。それは私のような子育て中の社員だけでなく、他の方にとってもきっとメリットがあると思うんです。

━━今後のビジョンは。

早く一人前になって周りをフォローできるようになりたいです。子育てをしながらバリバリ活躍されている女性管理職の方もいますし、私もいつかそんな風になっていけたら。入社時は子どもが小さかったこともあり、転勤がなく業務負荷も抑えられる「準総合職」として入りましたが、いずれ子育てが落ち着いたら、キャリアアップを念頭に「総合職」への挑戦も考えています。

━━最後に、学生へメッセージをいただけますか。

お休みのない家事、育児に加えて働くとなると、やはり働く環境が重要だと思います。その点、RKKCSは周りの理解もありますし、制度も整っているのでお勧めできます。両親からも「いい会社に入ったね」と言われるんですよ。
やりたい仕事があって悩んでいたら、実際に子育てしながら働かれている先輩に直接、色々と聞いてみてほしいです。