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【新入社員座談会/後編】目指す姿を追い求めて。

2022年4月に新卒入社、RKKCSでの社会人1年目を過ごしたシステムエンジニアの5人。
仕事からプライベートまで、自由に赤裸々に語り合ってもらいました。入社のきっかけや仕事ぶりを聞いた前回に続き、後編ではそれぞれの今後の目標についても聞いてみましたよ。


さん(次世代システム開発部)
片桐さん(次世代システム開発部)
畑山さん(次世代システム開発部)
酒井さん(次世代システム開発部)
中村さん(次世代システム開発部)

※5人とも次世代システム開発部所属のシステムエンジニア

社会人になり仕事をする実感と喜び

━━入社してこれまでで一番印象に残っていることは?

入社日ですね。一生、学生のままなんじゃないかってふわふわしていたのが、一気に「社会人になるんだ」って覚悟が…。ただ同期とは入社前に3回くらい懇親会で顔を合わせて打ち解けていたから人間関係の不安はなかったし、むしろ心強かった。それで一日目は乗り切れました(笑)

酒井 この5人は5月の技術研修くらいから一気に仲良くなったよね。分からないところを教えあったりして。

ここは特別仲が良いけど、他の同期とも未だに毎日一緒にお昼を食べていたりするしね。

片桐 僕が印象に残っているのは、次世代システム開発部に配属されて1ヶ月くらいした頃、初めて画面の設計書を書いて、グループの前で発表してレビューを受けたこと。「こういう機能があったらもっと使いやすいんじゃない」とたくさん意見をいただいて。「ああ、技術者ってこうやって働いていくんだな」って実感した。

畑山 僕の所属する国保グループでは、毎年配属されて1ヶ月弱くらいはまず国民健康保険の業務を勉強して、課長以下、諸先輩方の前で一人で発表をするんだけど、あれはかなり印象に残ってるな。同期たちにも発表の練習に付き合ってもらった。

片桐 休憩行って戻る時に捕まって。「ちょっと聞いてよ」って(笑)

畑山 「今の説明でどこか分かりにくいところはない?」って。どこも穴がないくらい調べてさ。正直、あれはかなり緊張したから。でもおかげで人に聞く力が培われた気がする。あの経験がなかったら今、いろいろと先輩に相談できてないかも。


中村 僕は少し前に、自分で1から設計書を作ったこと。これまで修正などはしていたけど自分で作成するのは初めてで、本当に必要な機能は何かとか、画面のレイアウトはどうするかとか、修正だけでは考えなかったことまで見えるようになったし、成長を実感できた

酒井 僕は最近担当したシステムのバージョンアップの業務なんだけど。今までは通っていたテストが全然通らなくなって。ありとあらゆる先輩に聞いたり、自分でツールを作ったり試行錯誤して。「これならどうだ」ってテストして、デバック(バグの修正)ができた瞬間の感動と言ったら。「やった〜!」ってリアルに画面の前でガッツポーズしたね。

片桐 環境構築が一番しんどいよね。手順書と同じようにやっても…

全員 ならない(笑)

 

それぞれの野望を胸に、プロフェッショナルへ

━━これからの目標は。

酒井 システムエンジニアとして「行けるところまで行く」が最終目標で、直近の目標はシステムの完全理解。何かエラーが起きても、速攻で原因を突き止めにいけるくらいになりたい。イメージするならドラ●もん。の●太に「助けて〜」って泣きつかれてもそれに対応できるような技術力と、人に寄り添う力をつけたい。

片桐 の●太は畑山くんじゃない。先輩に聞きまくってる。

畑山 ありがてえ(笑)。自分の目標は、次世代システムと国保、両方のプロになること。もともと情報系の知識や経験が全くないけど、何もないからこそフレッシュな視点でシステムを設計していきたい。

中村 僕は画面のデザインの修正業務をした時に、先輩に「完璧なものは求めていない、何も知らない若手ならではのアイデアを出してほしい」と言われたんだよね。自分に期待されていることを考えて行動することも、システム開発に役立つ能力だと思うので、そこを身に付けることが目標だな。同期のみんなにもたくさん質問して、自分で考えつかないような視点とかも取り入れていきたい。

まずは今作ってるシステムを絶対に完成させる。僕が担っているのはほんの一部だけど、自分がダメだったらシステム全体がダメになるくらい責任感を持ってやりたい。あと、地元の隣町でRKKCSのシステムが導入されているというのも大きな入社動機だった。だから今度は自分が作ったシステムが、自分の街にも導入されるようになることが最終的な野望。

片桐 僕は自分だけが使えるものではなく、別の人も保守がしやすいようなシステムを作ることが目標。例えば今、自分がやっている生活保護のシステムに対する質問が国保グループに入ったとしても、プログラムを見て「こういうことか」と一目で分かるような。あとは、せっかく新潟を離れて熊本に来てるんだから、九州のいろんなところに行ってみたいな。

全員 行こうぜ!

片桐 去年は一回だけこのメンバーで上天草の方に行ったね。僕の車で3時間かけてドライブして、天草大王(地鶏)のホットドック食べたり、写真撮ったり。

酒井 自分だけ諸事情で行けなかった…。泊まり旅もできたらいいよな。

中村 福岡だったら色々案内できるよ。

広島も来てよ。「ゆくゆくはここにうちのシステムが入る(はず)」って故郷を紹介する。

全員 (笑)

━━就活生に向けてのメッセージをお願いします。

中村 思い返すと、社会人になるって不安でした。「お前いつまでも学生気分でいるんじゃねえ」って言われるんだろうとか想像して(笑)でもいざ社会人になってみると、意外と皆さん優しくしてくれる。最初から何でもできるなんて誰も思っていないし、先輩もフォローしてくれる。そうやって日々頑張っていれば、きっと認めてもらえるようになると思うから、大丈夫です。

酒井 勉強やサークル活動、アルバイトなど、いろいろとあると思うけど、やるべきことをやっていたら大抵のことは何とかなるので、そこまで気負わずに就活したらいいと思う。就活という人生のターニングポイントで自分の人生や考えを振り返ることは、就活以外の場面でも武器になった経験があるので、ぜひやってみてほしい。あとは資金と常識が許す限り好きなことを全部やって、残り少ない学生生活を楽しんでください。

畑山 学生のうちにしかできないことってあるよね。先のことを考えるのも大事だけど、ぜひ「今」を大切に全力で楽しんでほしいです。

学校での定期テストや受験など、辛いことを乗り越えて就活が最後の山。ここを頑張るだけだから、「あともう少しだよ!」ってエールを送りたい。

片桐 就活は、オンラインや会場で説明を受けたり質問したり、初めてやることだらけ。中には失敗したり、後悔することもあると思う。でも自分はそういうのが下地となって、入社してからもすごく役に立ってると感じる。だからそういうマイナスの感情は一旦脇に置いて、就活で経験できる新しいことにたくさんチャレンジしてほしいと思います。