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地元を出てみたら、思わぬ世界が拓けた。

地元志向が強かった沖縄出身のシステムエンジニア仲嶺さん。
なぜRKKCSを選んだのか?熊本で暮らす今、何を思う?仕事やプライベートについて、ありのままを語っていただきました。


企画開発部 住基内部開発課 仲嶺さん
システムエンジニア

2019年4月入社。企画開発部住基内部開発課の住宅グループを経て、事業グループへ。現在は児童手当の法改正対応チームで、取りまとめ担当として、主に関連システムの設計(プログラミング)とテストを行なっている。

システム設計の上流工程に関われるところが最大の魅力

ーーどんな学生でしたか?

小さい頃から飽きやすく、勉強も趣味も継続して続けるのが苦手な性格でした。大学で機械工学を学んでいましたが、授業の課題でプログラミングに触れるうちプログラマーやシステムエンジニアの仕事に興味を持つように。機械工学系の就職先といえば自動車などのモノづくり関係が多いのですが、この先さらに長く発展する業界を考え、システムエンジニアを目指すことにしました。
今思えば継続力がなく、よく言えば好奇心が旺盛だったからこそ、この業界に興味を持ったのかもしれません。

ーー大学まで地元沖縄。就職も沖縄で考えなかったんですか?

本当は沖縄が良かったんです。だから当時就職先として探していたのも、沖縄のIT関係の会社がほとんどでした。ただ自分としては、やはり小さな企業よりは大きな企業に入りたいという思いもありました。
一言で「IT企業」と言っても、下請けでプログラミングのみを行うところもあれば、大元のシステム設計から行なう、いわゆる上流工程に関われるところもあります。私はせっかくなら、後者の方が仕事として楽しく充実するのではないかと考えていて。
RKKCSには沖縄県で開催された合同企業説明会で出会いました。正直、最初は「あまり受ける気はないけど、一応聞いてみるか」とブースに座りました(笑)。
ただ、熊本という地方にありながら全国の自治体様に導入実績がある点、自社で開発から導入、サポートまで一貫して行なっている点が興味深く魅力的だったんです。地元から一度も出たことがなかったので「県外で仕事してみたらどうなるだろう?」という興味もあり、入社を決めました。

打ち合わせや議論の場が成長につながる

ーーでは改めて、現在のお仕事について教えてください。

現在は児童手当担当として、関連システムの設計(プログラミング)とテストを行なっています。
具体的には、システムユーザーである各自治体様に、アップデートしたシステムを配るためのプログラム準備や、パートナー企業(RKKCSのシステムの販売代理店)に対するシステムリリース準備も行ないます。パートナー企業からのシステム内部に関する問い合わせ対応も、私たちの仕事です。
令和4年(2022年)度運用スタートに向けた法改正がありましたので、今はまさにその要件に合わせたシステム改修を進めているところです。

ーーどのように業務を進めるんですか?

まずは、私や児童手当に詳しいメンバーで、国から出てきた法改正の内容を吟味して、「ここはシステムと関わりがあるから改修が必要だ」というのをピックアップ。グループ内で議論を交わし、改修内容が決まったら次はメンバー総出で手分けして設計に取り掛かります。設計が終わっても終わりではなく、レビューがあります。その設計内容が本当に正しいのか、問題ないかを、他のメンバーに確かめてもらうんですね。そうしたことを経て、設計ができ上がっていきます。

ーーどんな時がいちばん楽しいですか?

私は、改修内容を決める打ち合わせや議論する場が面白いと感じます。
自分は「こう改修した方がいいんじゃないか」と思っても、別の意見も当然あって。私は3年目でまだシステムのことが分かっていない部分が多いので、ベテラン社員の方の意見を聞くと、「そうなんだ!」という発見と納得感があります。同時に、児童手当のシステム改修というまさに上流工程の改修を担当していることで、確実に今後のキャリアアップにつながる仕事ができているという実感もあります。飽きっぽい性格とは言いましたが、この仕事をする上では必要な知識も学ぶことも多く、まだまだ飽きることはなさそうです。

阿蘇の自然の中で、仕事の疲れを癒やす

ーープライベート面はどうですか?

入社2年目の夏に、システムエンジニアの先輩方にキャンプに連れて行ってもらって、すっかりハマってしまいました。今では月に1回くらいは年齢の近いメンバー3〜5人で連れ立って行っています。最近バイクも購入したので、ツーリングにも行き始めました。よく行くのは阿蘇です。阿蘇の山中にあるキャンプ場は、道中の景色も含め、他では味わえない魅力がありますね。

普段、仕事ではパソコンの前にずっと座っているので、どうしても目が疲れたり体が凝るんですよね。こうして自然と触れ合う時間が一つの癒やしになっています。大自然の中だと、開放的な気分になることができます。

プライベートも充実させながら、キャリアアップを

ーー2019年に沖縄市がRKKCSのシステムを導入されました。

地元への導入が決まった時は、素直に嬉しかったです。私自身は直接関われず残念でしたが、稼働時に沖縄市役所へ訪問した先輩方から「職員さんがどうだった」とか「街の雰囲気がどうだ」とかいろいろな面で故郷を思い出すことができ、懐かしい気持ちになりました。今後、自分の担当する分野の問い合わせなどで関わる機会が持てたらいいなと思っています。

ーー今後のキャリアについて聞かせてください。

まずは今の業務をしっかり頑張りたいのが一番ですが、先々はシステムの設計に留まらず、今よりもっとお客様に近い距離で、問題解決に向けた提案やサポートができるような仕事がしてみたいなという思いがあります。自治体職員様の声を直接吸い上げられるような距離感の仕事ができたら。弊社にはそうしたことを行なう部署もあるので、様々な経験をして、自分の力にしていきたいですね。

ーー最後に改めて聞きますが、熊本に来て良かったですか?

良かったです!もちろん「いつかは、地元の仲間とも気軽に会える沖縄で働きたい」という思いはありますが…。
私は働くことももちろん大事ですが、同時にプライベートを大事にしたいという思いが強いんです。そういう意味では、仕事をきっかけにキャンプやバイクという趣味も見つけられて、今プライベートがすごく充実しています。県外に出てみて、本当に良かったと思っています。